風に吹かれているようなのだが・・

軽度の鬱状態である日々の出来事やら関心事を、眠る前に記しておきたい、

定年前にしてやるべきこと(午後)

先日は、何とかやろうするべきことの半分も出来なかったが、若干の達成感はあった。 しかし心地よい疲労は、精神の疾患には有益である。

 

今日は、朝から大雨のため外出を控えていたが、午後から少し雨雲が遠のいていったので、本屋とスーパーに立ち寄った。ほかに行くところもないし・・

 

本屋は、購入しないと決心すれば時間をつぶすのに恰好の場所である。スーパーも、また購入する気もないのだが、店のディスプレイや、陳列、ライトの照明の接触具合等を見ているのも興味深い。うん、少し汚れている、とか気になることも多い。

 

ただ以前、仕事帰りにスーツで商品をあれこれ見ながらうろついてたものだから店員に間違われ、客から多くの質問をいただいた。もちろん知っていることは答えたのもあるし、私も客ですとやんわりと諭すこともあった。 

やんわりはその店のイメージを守るための常連客の、大事なスタンスである。

 

調子に乗って、ほら「君、あのライトは切れかけて点滅しているよ、云々…」等、言ってみたい気もする。しかし忙しそうな職員を見ていると、つい下手なお節介に尻込みする自分である。

 

さて、私は定年を今年度に控え体調を崩し、いま休職中の身であるせいか気分的にも鬱勃としているだけに、見たくないものも見え、感じたくないものまで伝わってくる。

 

きっと、これからの人生の生き方(後半戦)を、問われているのだろうが、右往左往するばかりだ。

 

何を根本に、どういった基準で生きていくのか、いやそんなに突っ張らず、なるように流れていくのだろうか?

不思議とすべてが等価である。

 

ただ。せめて何であれ、ラストは利他でありたいとは願っている。そこにしか自身が救われる道はないような気がするから。

 

ともあれ、日常に柔らかな感謝を、命に少なからぬ報恩を、過ぎていった日々に微かな憧憬を感じつつ、スーパーを迷走する初老前の休職者なのだ。

 

ふん。